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その奥にあるもの

瀬戸市美術館で開催中の長江惣吉さんの展示を見に行ってきました。

昔からお名前と存在は風の噂程度に伺っていましたが、前にNHKで曜変天目の特集していた時に、初めて本当はこういう人なんだって知りました。

それからずっと長江さんの展示ないのかなーって思ってて、願ってて、、
その間に、なんかテレビ番組の本物がどうこうっていうゴタゴタに絡んじゃって、、、
長江さん、絶対良い人なのに、今時のネット社会に揉まれてほしくないって勝手に心配したりして、、、

という流れがあり、なんとなく複雑な心境でもあったのですが
やっと見に行く時間ができて行ってきました。

 

で、感想。
めちゃ良かったです。
軽い表現になりますけど、ほんとに。
最近、伝統工芸で心動かされるってもう随分長いことなかった(まともに見に行ってもないからもある?)ので、ひとつひとつ歩みを進める度にドキドキしたりして、もっと見たい!って思える内容でした。
今まで(もうずっと昔に)、いろんな博物館や美術館に所蔵されている天目を見に行きましたが、それはそれで素晴らしいと思ったし、それぞれに良かった。
と同じように、何かと比べる気がしない良さでした。

 

私は、、なんか、、、なんでもそうですけど、本当に良いって感じるものには面倒なアレコレ説明って要らないなっていつも思うんですよね。
確かに人に何かを伝えるためには言葉って必要だけど、感じること全てを言葉にはできないし、人それぞれだし、結局自分で良いか悪いかそれ以外なのか、感じるしかないなって・・久々にそんな風に思える作品展でした。
ま、そもそも私なんかが良し悪し言える立場ではないんですけど。。

 

陶芸って奥が深い。。。
ってところから自分が恥ずかしくなって正直逃げたくなりました。
そこに突き進んでいく人、ってすごい。

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