1. Top
  2. blog

金継ぎ教室

コロナが蔓延する直前ぐらいから、

本物の金継ぎを教わりに通っていました。

当初は”なんちゃって金継ぎ”から卒業して、

ちょっと本物の漆使ったりして、

出来上がりを見られても恥ずかしくない程度にできたらいいな~

という割と軽い気持ちから始まったのですが・・・

いざ、紹介してもらって行ってみたら、

さらッと一回目、序章にあたる説明の話を聞いただけで、

めちゃめちゃ奥深い!💦

 

先生は女性で年齢的に言うと大先輩の大先生です。

多分お孫さんから見たら優しくて可愛らしいおばあちゃん♡

のようなイメージですが、

技術に関しては超一流で、なれないけどなりたいと憧れるような先生です。

 

それに加えて、通ってる皆さん素人(表向き?)なのに、

全然素人じゃないレベルで、

中には10年?15年?以上通っているベテランの方もいて、
(多分1人でもできるけど通っている)

なのにまだまだ先生に教わりたい!っていう謙虚で熱心な姿勢。

そして何より、器を大事に使いたい気持ちが伝わってくる・・・

は~素敵!☆

ということで、なんだか教室の雰囲気も好きになって、

お出掛け気分で月1を楽しみに通っていました。

 

月1っていうのは、漆が乾くまで時間がかかるので、

いっぱい行きたくても急ぎで月初と月末2回がギリなんです。

が、コロナの影響は大きくて、長いと数か月お休み、

再開されても参加可能人数が最小限で予約が埋まる、

私の仕事の都合で行けない月もあり、

なかなか進まなかったんですよね。。。

 

そして工程が”なんちゃて金継ぎ”と比べたら思っていた以上にありました。

そろそろ次は金粉蒔く段階かなぁ?⤴

なんてワクワクしていたら、

まだ全工程の半分にも到達していなかったり。

最後の3、4回(教室)は毎回

「え!?まだ??(工程が)あるんですか⁉(天を仰ぐ)笑」

を毎回繰り返してました。

 

で、やっと初めて完成したのがコチラ。約2年越し・・・😅

インスタでも紹介していますが、鳥と花7寸と灰粉引きの小皿の2点です。

[instagram url=https://www.instagram.com/p/CZQC7J4BNYa/ width=480 hidecaption=true]

 

もう一枚写っている灰粉引きの小皿も、私の作品です。

修業時代の初期の作品。

こちらは破片がなかったので、芯の部分に古葉書を使って継いでいます。

昔の人の知恵や技術ってすごいですよね。

陶芸もそうですが、

工芸品の技術はどの分野でもつくづく驚かされることが多いです。

金継ぎでは、金銀や真鍮、プラチナ以外にも表面を螺鈿(らでん:貝殻)や、

卵の殻を使った装飾方法などもありましたよ👀

 

そして、さっきのお皿は元々は↓こんな感じで割れてました。

というか、B品を割りました。

この「鳥と花」は今でこそ定番になっていますが、

制作当初は輪花のお皿のキレが続出で、

8-9割ぐらいボツ(B品もしくは廃品)になることがしょっちゅうでした。

50枚制作して10枚とれたらラッキー★って考えられないですよね😅

多分今まで3、400枚は余裕でボツになっています。

今これを一から同じことやれって言われたらもう頑張れないです(笑)

 

そんな楽しみな金継ぎ教室でしたが、教室の都合と先生の体調もあり、

実は年末で一旦閉講になっちゃたんです😢

私はまだ作業途中の作品もあり、もっと知りたい!

と思うことが中途半端に残っているので、

先生の回復と準備、教室の再開をゆっくりと待っているところです。

 

いつか誰かに頼まれても、快く金継ぎができるようになりたいです。

 

印泥 ~小匣シリーズ~

今年も残すところあと二日間。
まだ作業中。
納品ぎりぎりまでねばってます。
昨日はこんな付属品を作成しました。
2013123001.jpg
左の電池。
じゃなくて小さじ。
来月早々、シュタイネさんで出展する予定の
「印泥」boxに付ける小さじです。
印泥は、たまに混ぜる、というか練ると印が押しやすくなるので
それ用に作ってみました。
真鍮の棒をバーナーで熱する
2013123002.jpg
金槌でコンコン叩く
形をグラインダーで整えて
ヤスリで仕上げる
(両手作業は写真撮れませんでした~)
という単純な作業です。
けど、異素材ってたまにやると楽しい~♪
完成後はこんな感じで~す。
20131230g.jpg

マグカップ展

只今名古屋の栄にある、ラシック5Fにて
マグカップ展に参加しています。
今回は時間が無くてあまり数が出せませんでしたが
ちょっとずつ新しいものにも挑戦しつつ
いつもと違うデザインのものも展示販売させてもらっています。
これは少しゆる~い感じの釉薬加減。
ツヤっと感がやや強めだったかなぁ。
木製のソーサーとセットです。
20131215.jpg
他にもたくさんの作家さんが参加されているので面白そう。
ってついつい気分はお客さんになってる。
けど、やっぱり買う側は楽しーよ♪
この時期は特に。

魔除け

今年もせともの祭りに参加出店します!
正確には せとものまつり テント村です(ホームページ参照)
せともの祭りは正規品に出せないハンパものやら
色形など微妙に市場にだせないようなモノなどなど
お蔵入りを一気に吐き出せる作家にとっても大変助かる廉売市です。
廉売市とは言え、やはりお祭りですからただ安いだけじゃないお楽しみも少々。
いつもとちょっと違う嗜好品も登場したり・・・
で、今年の目玉は久々にコチラの作品!
2013091302.jpg
魔除けの置物、シーサーです。
後ろはこんな感じの紋々が施してあります。
2013091301.jpg
全部色柄サイズが違うものをご用意しました。
こんな柄とか・・・その他諸々・・
2013091303.jpg
勿論、器もモリモリあります。
それにしても、土日は雲行きが怪しいー。
ってホントの雲の行き先のコトです。
日曜は台風接近で雨!?
魔除けパワーではどうにもならんか・・・

夏の装い

すっかり生活は夏仕様に突入済みですが・・
こちらは新作
20130627.JPG
象の蚊遣りです。
ちなみに奥に見えるのは7、8年前に作ったミニシーサーです。
仲良く共におウチを守ってね。

1 2 7

最近の投稿

記事一覧

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

カテゴリー